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キレがあるシトラス系の酸味とレモンピールの苦味
コスタリカ ロス・アンヘレス ベンダバル クラウン《シティロースト》 200g
1,840円(内税)
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コスタリカ ロス・アンヘレス ベンダバル クラウン《シティロースト》 200g
1,840円(内税)
数ある素晴らしいコスタリカコーヒーの中で、店主が最も推す生産者が作るコーヒー豆です。
昨年11月から発売しているベンダバル農地の中で、エリアを標高2,000m付近のクラウン区画に絞り込んだ特別ロットのコーヒー豆が少量入荷しました。
(クラウン区画のコーヒーは24年3月25日から販売しています。)

クラウン区画はよりキレがあるシトラス系の酸味とレモンピールを思わせるかすかな苦味が特徴です。高標高らしく酸味とボディともに明確なコーヒーですが、非常に綺麗なカップですっきりと楽しめるのが不思議です。

いちごを使ったケーキは最高の組み合わせ。フルーツを使ったフード全般と好相性です。

□香味のバランス
香り     ★★☆
フルーティー ★★★
苦味     ★☆☆
コク     ★★☆
甘味     ★★☆

□トレーサビリティ
品種:カトゥアイ
所在:サン・ホセ州ドタ市バンデラ
所有:カルデロン・カスティージョ家
農地:ベンダバル農地 クラウン区画
標高:1,785-2,075m、クラウンは標高2,000m付近の区画
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
輸送:リーファーコンテナ

□ストーリー
このコーヒーの生産者はロス・アンヘレス マイクロミル(※)と言います。ロス・アンヘレスはコスタリカ中部にある優れたコーヒー農地が数多くある谷、「ドタバレー」に位置しています。コスタリカのコーヒー品評会でも数々の入賞歴があり、毎年トップレベルの品質のコーヒーを送り出す生産者です。

今回ご紹介するのは、ロス・アンヘレスの所有する15の農地の一つ、ベンダバル農地のコーヒーです。ベンダバルは強風を意味し、この農地がカリブ海側から山を越えてくる吹き下ろしの風の影響を受けることにちなんで名づけられました。
その風は時折冷たい雨粒も運んでくるため標高以上に厳しい環境をもたらすこともあります。一方で農地は南向きの斜面のため日照は潤沢。この二面性の気候が特有の質感を生み出しているのかもしれません。

※マイクロミルとは...生産者が農協や集荷業者、輸出業者にコーヒーチェリーを売る従来の流通方法に対して、生産者(家族や親族、グループ)で栽培から水洗処理、乾燥まで一貫処理して、高品質なコーヒーを売ろうという考え方。2000年代前半に生まれたこの考え方により、生産者が従来の流通方法より高い価格で売ることができるようになり、生産者の生活水準向上にも繋がりました。
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