ホンジュラスから軽やかで華やかなコーヒーが届きました。

柔らかな口当たり、瑞々しい柑橘の酸味と優しい甘み。
透明感のある綺麗な味わいです。

フルーツを使ったケーキやデニッシュ、トーストにもとても良く合います。

□香味のバランス
香り　　　　　★★☆
フルーティー　★★★
苦味　　　　　★★☆
コク　　　　　★☆☆
甘味　　　　　★★★

□トレーサビリティ
品種：ブルボン、IH90
標高：1,700〜2,000m程度
生産者：ピカチョ集落の農家達
所在：インティブカ県マサグアラ市ピカーチョ地区
精製：発酵槽を用いたウォッシュト

□ストーリー
ホンジュラスは、西にグアテマラ、南にエルサルバドル、東にニカラグアに国境を接し、ちょうど中米の真ん中あたり位置する国です。2011年には中米最大のコーヒー生産国となりましたが、標高が低い場所が多いことやインフラ設備の問題で高品質のコーヒー産地としては認識されていませんでした。近年は品質改善が進み、グアテマラ、コスタリカなどと並ぶ中米の優良産地としての地位を固めつつあります。

ピカーチョは、ホンジュラスインティブカ県の山岳地帯にありコーヒー栽培が行われています。しかし、ながら、アクセスの悪さや情報不足などの課題がありました。そのような困難の中でも、エクスポーター(輸出業者)の生産指導により、地域の潜在能力が開花し、近年高品質なコーヒーが生産されるようになりました。

ホンジュラス エル・ラヨ・デ・ピカーチョの「ラヨ」は ”電光”、”一筋の光” を表します。カップは、口に含んだ瞬間に瑞々しい柑橘の酸がパッと広がった後に余韻には優しい甘みも広がり、まさに電光のようなシャープなキャラクターと、雲間から漏れる一筋の光のようなやわらかさも感じられる素晴らしいコーヒーに仕上がっています。