イエメン バニ・ナヒミ (ナチュラル精製)《シティロースト》 100g
1,800円(内税)
※こちらの商品は100g単位での販売です。
他の商品に比較すると高額ではありますが、原価に対しては抑えめの価格設定にしています。
このため送料規定は従来どおり(クリックポストは400gで当店負担)とさせて頂きます。
ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
世界でも有数の素晴らしいキャラクターを持つイエメンのコーヒー。イエメンのモカ港(現在は閉鎖)がコーヒーの積出港であったため、イエメンコーヒーは「モカ」と呼ばれることもあります。近年内戦が続き、出会うことがめっきり少なくなりました。今回、そのイエメンから貴重なコーヒーが少量届きました。
精製はイエメンで伝統的に採用されているナチュラル精製(果実のまま乾燥後脱穀、風味が強く出る傾向あり)です。
浅めの焙煎にすることが多いイエメンコーヒーですが、当店ではやや深煎りのシティローストに挑戦しました。やや深煎では、プルーンやデーツなど濃厚なドライフルーツの風味を楽しめます。シェリー樽で熟成したウイスキーのような洋酒感や、モカフレーバーと呼ばれるイエメン特有の香味も強く感じられます。
□香味のバランス
香り ★★★
フルーティー ★★★
苦味 ★☆☆
コク ★★☆
甘味 ★★☆
□トレーサビリティ
品種:イエメニア
標高:1900-2000m
品種:イエメニア
生産者:バニ・ナヒミ村の約50軒の農家
所在:サナア県ハラーズ地区バニ・ナヒミ村 Bani Nahimi
輸送:ドライコンテナ
精製:ナチュラル
乾燥:農家のあるハラーズの選別・乾燥場にてベッド乾燥。収穫したてのチェリーが選別・乾燥場に持ち込まれることで、チェリーがダメージを受けオフフレーバーが出ることが回避されている。
□ストーリー
イエメンはアラビア半島の中でも多くの部分が高地にあり、アラビアの中では雨に恵まれています。地中海、アフリカ、インドを結ぶ「海のシルクロード」の中継地点である貿易の要地。また高価な乳香の産地として栄えたため、「幸福のアラビア」と呼ばれていました。
しかし、2015年から内戦が続き、イランとサウジアラビアの代理戦争の様相で泥沼化しています。2021年11月現在、外務省の海外安全ホームページでは、レベル4退避勧告が出ており、残念ながら日本から渡航することはできない状況です。
写真は標高2,300mの高原に広がる首都のサナア。聖書にも登場するほど歴史があり、まるでアラビアンナイトの物語に迷い込んだかのような美しい街並みは、世界遺産に登録されています。ただ、残念なことにサナアの街は現在内戦の影響で危機に瀕しています。一日も早く内戦が終結することを願って止みません。
通常イエメンの輸出業者は、首都のサナアで脱殻直前の段階で乾燥済みのドライチェリーを買い付けているため、トレーサビリティ(食品の流通経路を把握できること)が明確でない場合が多くあります。今回のコーヒーは、収穫したてのチェリーを輸出業者が農家から直接買い付けておりトレーサビリティの明確な製品です。
農家から完熟チェリーのみを高値で買い取る代わりに、買い付け段階で見つかった未成熟や過熟のチェリーは、熟度管理の指導も兼ねて農家に取り除いてもらっています。さらに、カップ品質に優れているものは追加のプレミアムを支払っており、製品価格にも反映せざるを得ない状況となりました。
しかし上記のような状況を考えると、このような素晴らしいイエメンコーヒーの香味を味わえるのはまたとないかもしれません。ぜひこの貴重な機会をお楽しみください。
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世界でも有数の素晴らしいキャラクターを持つイエメンのコーヒー。イエメンのモカ港(現在は閉鎖)がコーヒーの積出港であったため、イエメンコーヒーは「モカ」と呼ばれることもあります。近年内戦が続き、出会うことがめっきり少なくなりました。今回、そのイエメンから貴重なコーヒーが少量届きました。
精製はイエメンで伝統的に採用されているナチュラル精製(果実のまま乾燥後脱穀、風味が強く出る傾向あり)です。
浅めの焙煎にすることが多いイエメンコーヒーですが、当店ではやや深煎りのシティローストに挑戦しました。やや深煎では、プルーンやデーツなど濃厚なドライフルーツの風味を楽しめます。シェリー樽で熟成したウイスキーのような洋酒感や、モカフレーバーと呼ばれるイエメン特有の香味も強く感じられます。
□香味のバランス
香り ★★★
フルーティー ★★★
苦味 ★☆☆
コク ★★☆
甘味 ★★☆
□トレーサビリティ
品種:イエメニア
標高:1900-2000m
品種:イエメニア
生産者:バニ・ナヒミ村の約50軒の農家
所在:サナア県ハラーズ地区バニ・ナヒミ村 Bani Nahimi
輸送:ドライコンテナ
精製:ナチュラル
乾燥:農家のあるハラーズの選別・乾燥場にてベッド乾燥。収穫したてのチェリーが選別・乾燥場に持ち込まれることで、チェリーがダメージを受けオフフレーバーが出ることが回避されている。
□ストーリー
イエメンはアラビア半島の中でも多くの部分が高地にあり、アラビアの中では雨に恵まれています。地中海、アフリカ、インドを結ぶ「海のシルクロード」の中継地点である貿易の要地。また高価な乳香の産地として栄えたため、「幸福のアラビア」と呼ばれていました。
しかし、2015年から内戦が続き、イランとサウジアラビアの代理戦争の様相で泥沼化しています。2021年11月現在、外務省の海外安全ホームページでは、レベル4退避勧告が出ており、残念ながら日本から渡航することはできない状況です。
写真は標高2,300mの高原に広がる首都のサナア。聖書にも登場するほど歴史があり、まるでアラビアンナイトの物語に迷い込んだかのような美しい街並みは、世界遺産に登録されています。ただ、残念なことにサナアの街は現在内戦の影響で危機に瀕しています。一日も早く内戦が終結することを願って止みません。
通常イエメンの輸出業者は、首都のサナアで脱殻直前の段階で乾燥済みのドライチェリーを買い付けているため、トレーサビリティ(食品の流通経路を把握できること)が明確でない場合が多くあります。今回のコーヒーは、収穫したてのチェリーを輸出業者が農家から直接買い付けておりトレーサビリティの明確な製品です。
農家から完熟チェリーのみを高値で買い取る代わりに、買い付け段階で見つかった未成熟や過熟のチェリーは、熟度管理の指導も兼ねて農家に取り除いてもらっています。さらに、カップ品質に優れているものは追加のプレミアムを支払っており、製品価格にも反映せざるを得ない状況となりました。
しかし上記のような状況を考えると、このような素晴らしいイエメンコーヒーの香味を味わえるのはまたとないかもしれません。ぜひこの貴重な機会をお楽しみください。